Addison
ピッコマ事業部 WEB運営チーム
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現在主に担当している業務について教えてください。
ピッコマにはアプリの他にWEB版が存在するのですが、このピッコマWEBで行うイベントを企画しています。イベントとは『恋愛マンガに使えるクーポン配布中!』や『異世界ファンタジー作品が30%還元!』など、作品を取り扱った催し物の事です。
私の所属するWEB運営チームでは、基本的にはサイト自体の改修ではなく、既存の機能を用いてイベント企画を行います。
イベントの発案、KPI設定、WEBページUIやバナーのデザイン仕様決めと依頼、結果集計までの一連の流れを担当します。内容によってフロント・サーバー開発が必要な案件では、仕様のすり合わせ、QAチームとのやりとり等WEBディレクターに近い業務も行います。
マンガの知識が関わる部分だと、イベント対象にする作品は企画担当者が自分で選びます。世間的なトレンド、自分が持っている知識、チーム内のより詳しいメンバーの協力の掛け合わせで選定します。 -
業務を行うにあたって必要なスキルは?
・マルチタスクをスケジュール通りにこなせる力
常時5〜10つのイベントに関する業務が並走しており、的確な優先度づけが求められます。また少数チームのため、案件のスケジュールは各自で管理しています。・他部署とのコミュニケーションスキル
ネゴシエーションではなく、誰とでも冷静に円滑に進行できるという意味寄りのコミュニケーション力です。”企画”と聞くと、デザインにリテイクを何回も出したり、おねだりして重い仕様をねじ込む…みたいなことをやる印象を抱かれるかもしれませんが、カカオピッコマの企画業務は、部署が存在する分野についてはその部署におまかせし、知恵を頂いて一緒に進めていくというスタンスです。例えばバナー作成では、デザイン指示書にイメージ図は入れず、納期のディレクションや、絵的なリテイクは行いません。自分のこだわりも3割位は大事ですが、素早く結果を出す事が最優先事項となります。
・プロジェクトの工数管理スキル
元々企画は私1人が担当していましたが、新しいクルーも合流して増員していますので、発注の流れやスケジュール管理方法の見直し等を一緒に行って頂けるプロジェクトマネージャーのようなスキルも必要になってくると思います。 -
仕事でやりがいを感じたエピソード等があれば教えてください。
とあるイベントで、ユーザーさんから「イベントが良かった」と良い感想をもらったことです。新卒から一貫してエンタメ業界に居たので、まさに叩かれる運営の運営でしたが、良いコメントをもらったのは初めてで驚きましたし、”運営は叩かれるもの”という考え方のままでは成長しないなと思い直しました。不満が無いに越したことはないので、良いと思ってもらえる企画を生みたいと思います。
また、開発チームと一緒に動くプロジェクトでは、エンジニアやQA、デザイナーの皆さんの働き方を見てモチベーションが上がります。自分の業務範囲+αで考える方が多く、企画に対して、部署問わず指摘やアイデアをくれて「この仕様はできないけど、コレならできる」といった対話で進行するので、自分では思いつかなかった仕様が実現できます。
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所属している部署の雰囲気を教えてください。
ピッコマ事業部全体は、クールで、エンタメ業界集団と云うより、APP・WEBのサービス運営に長けた集団という印象です。大きな問題が起きてもすぐに再発防止策の話に移ります。
私の所属するWEB運営チームは、穏やかで冷静、優しい人が多いです。元出版社の編集や、電子書籍サービス経験者が7割くらいで、皆さんマンガに詳しいです。とはいえマンガ好きあるあるで、「みんな自分より詳しいから…」とお互いに言い合っています…笑
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カカオピッコマへ入社したきっかけや決め手を教えてください。
1社目はソーシャルゲームやVRゲームのプランニングやディレクション業務を行い、2社目はライブ配信アプリの会社で、定期開催する投げ銭イベントを企画していました。
タイトル大喜利みたいな、おもしろ系企画の方が得意なのですが、データを使って再現性のある企画を作れるようになりたいと思ったのが転職のきっかけで、ピッコマは利用者数が多く、未経験の業界で、ちょうどよい舞台でした。
あとは、サービスの雰囲気とそこで働く人にいい意味でギャップが有り、自分でも馴染めそうだと思ったのが大きいですね。
また、特にエンタメ系は、入った会社のサービスを使うとプライベートでちょっと息苦しく感じる事があるかもしれませんが、マンガはどんな精神状態でも読めば必ず面白いので、長く続けられると思いました。
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あなたがおすすめの社内制度を教えてください。
成長支援金制度です。給与とは別に月1万円以上好きに使えると言われると、吸収する情報が増えて良いですね。「世間で流行ってるものを勉強しなきゃ」と思いつつ自腹はイヤだ…と思うモノを気軽に買えます。笑
資格の受験料にも使えるので、モチベーション維持のような軽い動機で資格試験を受けられるのも大きいです。